女性社員研修プログラム

 
  • はてなブックマークに追加
  • Tweet
【女性人材の活用が企業の重要課題】
女性人材の戦略的な活用が、社会全体の課題であり、要請にもなってきています。 内閣府が世界12カ国を対象に行った2011年の管理職に占める女性比率の調査によると、日本は民間企業の課長職以上が7・2%。公務員を含めても11・9%で、12カ国のうち韓国の9・4%に次いで2番目に低い水準 となっています。1位はフィリピンの52・7%、米国43%、フランス38・7%、イギリス35・7%で、日本の女性管理職の比率が非常に低いことが分かります。

今後、政府もあらゆる分野で女性が占める割合を2020年迄に30%に、というビジョンを打ち出しています。 女性の管理職比率が低いのには、就業している女性の57.5%が、非正規社員(パート・アルバイト)であることや、出産、子育て、介護などでの離職を抑え、復職のための環境整備が不十分なことも要因です。
一方で、正社員の女性社員の職種が限られていたり、研修の機会が不足している等、個別企業の人事制・教育制度の課題もあります。
企業においても、女性の活躍、管理職の比率を高めることが、新卒採用を成功させる上でも重要な戦略の一つとなります。

W I. 女性管理職研修

管理職としては、男性・女性関係なく必要とされるマネジメントスキルは同じです。
しかし、これまでロールモデル(手本)として女性管理職の先輩が少ないこと、男性の 部下を活用することへの不安、管理職として求められる「決断力」「説得・交渉力」 「指導育成力」等がこれまでの業務で経験がなかったりすること等の不安があげられます。この研修では、女性同士の体験や悩みの共有化と率直な話し合いやワークの中で、女性の強みを活かして、職場で具体的に発揮できるスキルの習得を図ります。

この研修は、弊社取締役、五十嵐知美他女性トレーナーが担当します。

目 的:
1.自己のキャリア(仕事経験)をふり返り、強みの発見と活用を図る。
    
2.マネジメントスキルの基本となる「コミュニケーション力」の向上を図る。
    
3.管理職の4つの役割を果たす4つの能力のレベルアップを図る。
対象者:
女性管理職、女性管理職候補、女性リーダー等

 研修プログラム例(2日:12〜14時間)
内  容 手  法
【1日目】
オリエンテ―ション
1.キャリアライフラインで自己のふり返り
 「私の仕事経験からモチベーションの素と強みの発見」

2.マネジメントと管理職の4つの役割
 *業務(目標)の管理 *改善と課題解決
 *部下の育成と支援 *職場のチームワーク(チームづくり)

3.効果的なコミュニケーションの考え方と手法
  @情報の共有化
  A伝える技術(傾聴、質問、確認)
  Bチームづくり(信頼関係)とリーダーシップ

講義
個人ワーク
グループワーク

講義

講義
個人ワーク
グループワーク
グループ討議
(ふり返り)
【2日目】
4.マネジメント手法1 〜プレイヤーからマネージャーへ
 *メンバーの目標・課題設定と進捗管理・支援

5.マネジメント手法2 〜部下育成と支援のための任せ方
 *部下育成のコーチング「教示・誘導から支援・委任型コーチング」

6.マネジメント手法3 〜DLTGと目標設定

7.職場での実践のために
 *研修のふり返りと職場での行動計画(スモールステップ)

講義
事例研究

講義
グループワーク

グループワーク
グループ討議

個人ワークと発表
 

W II. 女性社員研修

実務(業務)を一通りマスターしたレベルから、改めて仕事や会社の目的を考え、目的と他者(相手)と自己をふり返りながら、職場のチームワークや上司や他のメンバーのフォローなど、一段上のレベルでの仕事のできる人材の育成を目指します。

この研修は、弊社取締役、五十嵐知美他女性トレーナーが担当します。

目 的:
1.これまでの仕事経験と現状をふり返り、仕事の意味・目的を再認識する。
    
2.体験ワークを通して、仕事の進め方の基本やスキルを習得して仕事の効率を図る。
    
3.職場での信頼関係づくりを深め、コミュニケーションの活性化を図る。
対象者:
入社3年目以上の若手・中堅女性社員

 研修プログラム例:(1日・7時間) *フォローアップ研修も可能です。
内  容 手  法
〔初回〕 オリエンテーション
1.自分を知る・相手を知る
  *「キャリアライフライン」でふり返り
  *グループで発表
2.情報の共有化と報連相の活用
  *「アセンブリ―」実習
  *「報告・連絡・相談」の実践ポイント(3段階レベル表)
3.仕事を円滑に進める効果的なコミュニケーション
  *傾聴、確認、質問の活用

4.仕事の基本と進め方
  *自己成長とDLTGサイクル
5.まとめ「研修後の活用」
講義
個人ワーク
グループワーク

グループ討議

講義・事例研究
個人ワーク
グループ討議
ロールプレイング


個人ワークと発表